店内のレイアウトも戸谷先生に考えて頂いていた。
なんとなく、こんな風になるのかなと建築が進むにつれて感じていたが、
「どんなイメージでいる?」 と聞いてくれる。
「そうですね。外部とは遮へいされた水と木とデッキの庭を眺め、
静かな店内で食事をしながらも美術館に居る。みたいな感じです」
と、言い切る瞬間に 「そうだよね!(ひとさしゆび)」 と戸谷先生。
この瞬間が一番楽しい。
掛ける絵は手軽に変えられる仕様で、時期によって色々変化していくのが楽しい。
お客さんもそれを一つの楽しみになってくれたらいいな。
入口を入って正面に、柴田是信。
レジカウンターにはマリメッコのテキスタイルデザイナー、石本藤雄氏。
これにはし少し仕掛けがある。戸谷さんがずっと考えていたもの。ルコンのものでつくってくださった。
そしてメインダイニングにはベネツィアの街。シリーズ。
下がり壁の間接照明が夜はすごくいい。
中部屋には勝井三雄氏の今年のカレンダー。白系の漆喰壁に鮮やかな色。暦は良く読めない。
そして窓から見える今現在のにわのオブジェ。これも絵になる。
そしてエントランスデッキを眺める。
平山さん、プレオープンまでには、間に合わせてくださいよ。
つづく。。。。。